ギリシャ危機はどのような広がりを見せるか

 

ギリシャが債務不履行となる危機を迎え、EU諸国をはじめ世界的な問題となっています。現代のように市場が世界的に繋がっているような状況だと、一つの国の危機が次々に飛び火して世界的な危機を起こすことが多々あるのです。ギリシャ危機が起こることで世界にどのような影響が出るのかを見ていきましょう。

ギリシャから周辺諸国へ

ギリシャが経済的な危機を迎えると、まず影響が出るのはギリシャとのつながりが強い周辺諸国です。ギリシャと貿易をすることでギリシャに頼っているような国には影響がもろに出てしまい、経済的な危機を迎えてしまいます。小国はもともと経済規模が小さいので、大きな影響を受けてしまうのです。

ユーロ圏、EU諸国への影響

次に影響が出るのはユーロ圏の国々です。これらの国々は同じユーロという通貨を使っていて、経済的なつながりが強力です。物やお金が自由に行き来するので、その中の一つの国の経済が立ち行かなくなると、ユーロの価値自体が下がってしまうこともあり、ユーロ圏の様々な国に悪影響が出るのです。

また、通貨は統一していなくてもEUに加盟している国の間では物や人の移動が自由なので、影響は少なからず受けることになります。

その他の国々への影響

それ以外の国にも影響は出ることが予想されます。ユーロの価値が下がり、EU全体の経済が停滞すると、そこと貿易している様々な国々は貿易額が減るのでやはり経済が停滞してしまいます。アメリカ、中国は特にEUとの貿易額が相当大きいので、大きな影響を受けることになります。

日本への影響

勿論日本もEUとの貿易はもともとしていましたので、経済的な打撃を受けることは避けられません。さらに考慮しなければならないのが円高の問題。アメリカドルに続いてユーロまでも信用を落としてしまったので、投資マネーが日本に集中し、円高が発生します。これによって輸出企業は打撃を受け、更なる景気の低迷につながってしまうのです。